患者様へ
痛み(疼痛・張り・凝り)は、体にとって 必要 なものです。
それは、脳が体を守るために知らせてくれる シグナル だからです。
このシグナル(痛み)により体が壊れる(重症化する)前に、
体に異常が起きている事を知らせてくれます。
例えば、腰や肩の調子が悪いからと市販の痛み止めを飲んで楽になった
としても、それは、関節の歪みが取れた訳でも、筋肉の過緊張が緩んだ
訳でもなく、脳からのシグナルを一時的に止めているだけかも知れません。
それで、治ったと勘違いし、無理をすると突然体が悲鳴をあげ、重症化
する事が考えられます。薬が悪いとは、言いません。
痛みで十分に睡眠が取れない場合などは、薬を飲んで痛みを抑え、睡眠
を充分に取り安静にすることは大切な事です。
湿布も同じ事がいえますが、大事な事は『対症療法』ではなく、痛みを
『根本解決』する事だと思います。
腰痛が重症化する、よくある例
☆ 日常生活において ☆
生活(家事、畑仕事、除雪、旅行、運動......)
仕事 (肉体労働、パソコン、出張......)
習慣 (悪い姿勢・座り方・歩き方.....)
上記をいつも以上に頑張ったり、悪い習慣を長時間継続すると、
体(筋肉・骨格)もいつも以上に頑張る(緊張する)ことになり、
知らず知らずのうちに体(筋肉・骨格)に少しずつ負担がかかる。
体(筋肉・骨格)の必要以上の頑張りが続くと..........
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1.腰がだるい、張りが気になる!
腰部筋肉が疲労しはじめる。
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2.動作時に腰が少し痛い!
腰部筋肉が部分的にロック(収縮出来ない)する、
周辺の骨格(骨盤・股関節)の動きに支障がではじめる。
骨格の動きを補助するため、他の筋肉が動員される。
動作・関節可動域が制限されはじめる。
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3.座位、立位、仰向けでじっとしてても腰が痛い!
腰部筋肉の疲労がピークに近ずき、補助する筋肉の疲労がはじまる。
骨格(骨盤・股関節)の動きが更に悪化し、他の骨格(下肢・上肢)の動き
にも支障が出始め、日常の動作が更に制限される。
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4.腰の強い痛みが持続し、腰周辺(下肢等)にシビレ!
腰部だけでなく周辺の補助筋肉の疲労もピークをむかえる。
骨格の動きが悪化し、日常動作がままならない状態となる。
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5.起き上がれない!
どこか気になり始めたら、いつも以上に身体を労ってあげて下さい。
この腰の例以外にも、事務仕事や家事等による肩こりから始まり、
重度の腰痛になったり、 さまざまなケースがあります。
上の腰の例では、初期段階(1~2)では、暴飲暴食や夜更かしをせず、
温めの風呂に長目に入り、睡眠を十分にとる事で疲労回復が見込まれ、
症状が改善もしくは悪くならなずに良い方向に向かいます。
また、整体院や整骨院等で施術すると早期改善が見込まれます。
しかし、段階が進むにつれて(3~6)になると、ご本人も
かなり辛く、日常生活や仕事にも支障を来してくるのではない
でしょうか。整体院や整骨院に行っても、完治まで長期化し、
施術回数も多くなる場合もあります。
大事なことは、脳からのシグナルを軽く考えないで、
早めに対処することです。